WASABIな暮らし便り

後楽園の桜が咲き始めました

今日は4月1日、今日から新年度ですね。この春から進学や就職をする人も多いかもしれません。今日は仕事の合間に、後楽園(岡山)の土手に桜を見に行ってみました。まだまだ、つぼみの樹が多くて、一分咲きもいっていませんが、よく見ると咲いている枝がちらほらあります。梅の花や菜の花も春の訪れを告げる花ですが、桜はまた少し違った趣がありますね。

全体的にはまだまだ枝桜ですが、桜カーニバルは始まっている様子。提灯や電飾がついて、屋台も出ています。そこそこ人も来ていますね。開花の予想がつかない冬の段階で開催時期が決まってしまうので、なかなか花の都合と合わせるのが難しそうです。

子どもに人気の、中でジャンプして遊べるバルーンも来ています。お父さんお母さんがゆっくりできるように、考えられているのでしょうか。設置場所が隅っこなので、もう少し便利な場所でもいいように思いますが。小さな子どもがいない人は、目障りに思うのかもしれません。

 

別の場所には山桜が咲いています。新緑と一緒に咲くのできれいですね。大学時代にキャンパスにきれいな山桜の木があって、好きで毎年眺めていたのを思い出します。

少し下流に行くと、旭川でカヌーをしている人たちがいました。ほんの少し漕いで上ったら後楽園なので、カヌーで水の上から花見をするのもいいかもしれません。

 

事務所の近くのルネスホール(旧日本銀行岡山支店)では、満開の木があります。ここのお庭は設計させてもらったのですが、彼岸桜を植えたものが開花しているようです。春分の日のお彼岸の頃に咲くから彼岸桜というのかもしれませんね。それなら、一足早く満開も頷けます。
一般的なソメイヨシノは、人工的な交配種で木の寿命も短く人間と同じくらいではと言われているのですが、彼岸桜は何百年も長生きします。自分が生きている頃に植えた木が、何百年も伝わるといいなあと思います。

同じルネスホールのソメイヨシノはまだまだこれからです。後楽園の土手より日当たりがいいからか、少し早く咲きそうなので、来週はお弁当を持って、食べに行ってもいいかもしれません。
桜という木は、自分の年齢によって感じ方が変わるような気がします。皆さんは桜の花を見てどんな思いを抱きますか?