WASABIな暮らし便り

ベラビスタマリーナ

広島県尾道市にあるベラビスタマリーナのカフェを訪れてみました。
造船専業大手の常石造船が運営しているマリーナに海の見えるカフェが併設されています。

マリーナの目の前には瀬戸内の島影が見え、豪華なクルーザーやヨットがたくさん係留されています。そのマリーナと海を見ながらのんびりできるカフェが設けられています。

テラス席は開放的な広いウッドデッキです。海が一望できて、季節のいいときは気持ちがいいです。この日は少し肌寒かったのですが、席の隣にガス式床置き暖房機があったので、快適に過ごせました。

マリーナに船で来る方は、基本的に何千万もする船を持っている方なので、カフェもゆったり豪華な雰囲気。エントランスにもオブジェが設えられ、お洒落な感じです。

入り口を入るとお酒が飲めそうな席もあります。船に飲酒運転はないのかな?上陸してから寛ぐのかもしれませんね。

室内も海が一望できるオシャレな雰囲気です。逆光でいい写真がないのが残念ですが、ちょっとリッチなリゾートのような感じ。この日は室内は予約で満席だったので、テラス席でのんびりしました。

この日は紅茶をいただきました。ポットや食器などもきちんとしていて丁寧に淹れてくれます。砂時計で時間を見ながら、自分でカップに注ぎました。ミルクは牛乳を温めたものが用意されていたのはうれしかったです。

お茶をいただきながら眺めていると、マリーナのスタッフがクルーザーを準備しています。上にホテルがあるので、ランチを済ませたお客様が出航するのかなと思いました。丘の上のホテル・ベラビスタは、常石造船のゲストハウスを改装した、中四国の高級な宿でもトップの人気を誇る宿とのこと。ホテルには車でくるものかと思っていたら、海からクルーザーで来る人もたくさんいるように思えて驚きました。

この日は、フロート付きの水上着陸できる自家用セスナ機も準備されていて、とても驚きました。日本にもお金持ちは結構いるんですね。

自動車ができる前は、瀬戸内海地方の主な交通手段は船運だったので、明治時代に鉄道が整備されるまでは、大名行列や一般の人の旅行でも船の利用が一般的でした。島の人気が高まっているし、船がもう少し身近になって、自分の船で移動できるようになったら便利なのになあ、と少し妄想したりするのでした。

マリーナを利用しなくても、カフェレストランだけでも気軽に行けるので、少しゆったりリゾート気分になりたいときにはオススメです。