WASABIな暮らし便り

珈琲のための器展

今日は仕事の合間に「珈琲のための器展」を見に行ってきました。
岡山市の津山街道沿いの古い町屋を改修した「アートスペース油亀」で開催中で、今日は最終日。
すべり込みセーフで間に合いました。

文字通り「珈琲のための器」展で、いろんな作家さんのいろんな珈琲カップが全国から大集合。落ち着いた民芸調のものから、クスッと笑ってしまうユーモラスな器までバラエティが豊富です。

坪庭に面したゆったりした展示スペースで器たちもくつろいでいる感じです。

基本的に、個人で陶芸をされている作家さんの器が並んでいます。民芸のような味のあるものから、かわいいイラストが描いてあるものまでいろいろあります。

中にはこんなユニークなかたちで、思わずクスッとしてしまうものもちらほら。

奥に行くほど、ゆったりした雰囲気になっています。今日は、高梁からMellow Coffee さんが、出張してこられていて、美味しい珈琲をその場でいただけるようになっていました。高梁から見に来られた方も多いようで、「今日は高梁の人が多いですね。私も栃木から高梁に移住してきました」という会話が聞こえてきました。

岡山県立美術館の前から、斜めに旧津山街道に入って北に上がって、大きな通りを越えてしばらく行くと、右側に見えてきます

全国からいろんな作家さんのいろんな器が揃っているので、どうやって集めているのか、特別なルートがあるのかと思って昨年聞いてみたところ、こつこつ地道に全国の窯元を訪ねて歩いて開拓しているとのこと。膨大な地道な積み重ねが楽しい企画を生んでいます。効率とは正反対の取り組みですが、作家さんから直接仕入れることで、お求めやすいお値段を実現されています。今年も昨年に引き続き、気に入ったカップをひとつ手に入れました。また、来年の企画が楽しみですね。

<油亀のホームページはこちら>
http://aburakame.web.fc2.com/

<Mellow Coffee(高梁市)はこちら>http://mellowcoffeejapan.tumblr.com/